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2009年10月13日

用語解説【制作担当】

用語解説【制作担当】

通信教育の英語の教材がホコリをかぶっているあにきです!
英語をマスターするのは、もう半分あきらめムードが漂っていますが、ロケハンはあきらめません!

そんなわけで、第3回目の用語解説は

『制作担当』




よく、このブログでも「制作の方とロケハン回ってます」系の文章をよく目にすると思いますが

この「制作の方」とは、「映画やドラマを作る側の人間」を総称してそう呼んでいるわけではありません。

たいていの映画やドラマなどには、監督がいてカメラマンがいて、照明、美術さんなどがいて作られるわけですが、そのセクションの一つに「制作」というのがあるんです。

ちなみに、一つの作品を作り上げるチーム(組)の中には、

制作部
演出部
撮影部
録音部
照明部
美術部
衣装・メイク部
俳優部

などなど。



「制作部」は具体的にどういうことをする人たちかというと、

台本をもとに撮影場所、物件を探し出して撮影許可の交渉をしたり、
スタッフの飛行機の手配から弁当の手配、ホテルや駐車場の手配、
撮影時には、車や人の通行を制限したり、音止めしたり、
撮影が終了してからも、挨拶まわりやお金の支払いなど

簡単に言えば、作品づくりのチームにおける総務的な動きをするセクション みたいな感じの人たちです。


もちろん制作部の中にもポジションがあって、
1.制作担当(リーダー)
2.制作主任(中間管理職)
3.制作進行(突撃部隊)
などと呼ばれる人たちがいます

制作の方々は、撮影に入る一ヶ月や二ヶ月、作品によっては半年またはそれ以上も前から地方でロケハンを行い、地元と調整をされています。
要するに、フィルムコミッションが無かった数年前までは、この制作の方々が地方をまわってロケ地を探し出していたわけです。

いずれにしろ、作品づくりの時のフィルムコミッションのお仕事というのは、この制作部のお手伝いをすることが多くなるわけで、一番仲良くなる部でもあります。

作品の一番最後に流れるエンドクレジットでは、「制作担当」、「制作主任」、「制作進行」に知り合いの名前が出てくると、なんだか嬉しくなっちゃいます!

というわけで、最近はどの作品もエンドクレジットに釘付けです!

 
今回は、ちょっと難しかったでしょうかね。
次は・・・今回の文章にも出てきた

「音止め」

いきましょうか!


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この記事へのコメント
フィルムコミッションできたのは、最近なんですねえ
たしかにクレジットに知っている人の名前とかあったらなんか嬉しいです
Posted by ゆの at 2009年10月13日 18:52
>ゆの
佐賀県フィルムコミッションが出来たのは平成17年、まだ4歳なんですよ~
全国的にフィルムコミッションが出来始めてからもまだ10年程度そこそこなんです
Posted by 佐賀県フィルムコミッション at 2009年10月14日 08:06
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