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2013年07月18日

ジャパン・フィルムコミッション認定研修(東映東京撮影所見学スタジオ編)

先週、2日間で行われたジャパン・フィルムコミッション認定研修。
今回は、2日目にあった東映東京撮影所の見学(スタジオ編)についてご紹介します。

東映東京撮影所には、大小合わせて撮影できるスタジオが、なんと16ヵ所もありました。
一つの場所で16ヶ所のスタジオをもっている東映東京撮影所は、日本で一番大きいそうです。
ジャパン・フィルムコミッション認定研修(東映東京撮影所見学スタジオ編)

また、ここでは映画だけじゃなくドラマやCMなどの撮影もなされているとのこと・・・・説明を聞くまでは映画を撮るための施設だと思っていましたが、実はいろんな映像が撮られていたんですね~。
基本的に、映画を撮るスタジオ、ドラマを撮るスタジオ、CMを撮るスタジオは決まっているみたいです。

ジャパン・フィルムコミッション認定研修(東映東京撮影所見学スタジオ編)
ジャパン・フィルムコミッション認定研修(東映東京撮影所見学スタジオ編)

さてさて、見学したところは新しく建て替えられた大きいスタジオでしたが、それが本当に大きいんです。入ってその広さにびっくりしました。


ジャパン・フィルムコミッション認定研修(東映東京撮影所見学スタジオ編)

広さだけではなく、天井の高さ・・・設備・・・すべてがすごかった~。
天井には、照明などを吊り下げる自動で上げ下げができるバトンというものが、なんと98本もついているんだとか。(写真の中にある緑や青のマークのついた黒いもの)
たしかに、天井一面バトンがありました。

その見学の時に、東映東京撮影所のスタッフの方がおっしゃっていましたが、見学した建物は建て替えられたものだそうで、建て替える前のスタジオを壊すときに壁の中から昔の古い新聞がでてきたそうです。
その新聞のタイトルには「犬養毅が・・・」という記載があったりしたということで、みんなびっくりしたそうです。
その時代に建替前のスタジオは建てられたということですね・・・・東映東京撮影所の歴史を感じるお話でした。

おっと、なぜスタジオの壁の中から新聞紙がでてきたのか??
実は、昔の建物の壁の中には、湿度を吸収するために新聞が埋め込まれていたそうなんです。当時は今みたいに湿度を吸収する壁材とかがなかったんですね。

こうした歴史を感じさせられた東映東京撮影所・・・・人々の心に残るたくさんの作品が建替前のスタジオで生まれたんでしょうね。
新しいスタジオでもたくさんの映像がつくられ、人々の心に残る作品が数多く生まれることを想像し・・・いろんなことに感動した見学でした。









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この記事へのコメント
興味深いお話ありがとうござました。

映画用、ドラマ用、CM用とスタジオが決まってるんですね~

犬養毅って学校で習った人物ですよね。当時の新聞、読んでみたいです。
Posted by 六角ひとで at 2013年07月20日 17:56
コメント、ありがとうございます。

たしかに犬養毅、学校で習いましたね。
壁にあった新聞記事はどんな感じの記事だったんでしょう。
見てみたいですね。
Posted by 佐賀県フィルムコミッション佐賀県フィルムコミッション at 2013年07月29日 09:20
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